「なんだか足先が冷たい…」そんな時こそ見直したい、筋膜から整える冷え対策
季節の変わり目、気温差のある日が続いていますね。
「そろそろ冷房つけようかな」と思いはじめるこの時期、意外と増えるのが“夏のはじまりの冷え”。
暑くなってきたからこそ、実は増えてくるのが「冷え」の不調。
とくに更年期世代やもともと冷えやすい体質の方は、ホルモンバランスの揺らぎや自律神経の変化が重なることで、
冷房や薄着、冷たい飲み物などが知らず知らずのうちに体を冷やし、自律神経が乱れやすくなります。
冬より夏の冷えの方がツライ!!
という人もいらっしゃいます。
足先の冷え・眠りが浅い・胃腸の不調などの小さな不調。。
・手足の冷たさがなかなか取れない
・お腹を下しやすくなる
・朝起きたときのだるさ
・生理の不調や頭痛
・やる気が出にくい
夏の過ごし方で冬の冷えが決まるともいわれていますし
「夏の冷え」は表面だけじゃなく、内側の巡りにも影響するので要注意です。
冬も冷え、夏も冷え
そんな冷えには、じつは「筋膜」からのアプローチが、体の中からぽかぽかを育ててくれることをご存知でしょうか?(^^)
冷えを感じやすい理由、筋膜とのつながり
冷えの原因はさまざまありますが、
今日は「筋肉や筋膜のこわばり」と「体内のめぐり」に注目してみました
・ストレスで交感神経が優位になりがち
・筋肉がこわばって、熱がつくれない
・内臓の動きが滞りがち
・運動不足や冷房で、血液の流れが低下しやすい
とくに筋膜(筋肉を包んでいる膜)の硬さは、内臓の働きや呼吸にも影響しやすいため、
体の深部から整えるケアが、めぐりを取り戻す大きなカギになります。

サロンで大切にしている冷えのポイント
いくつかポイントとなる筋肉をまとめてみました
①腸腰筋(ちょうようきん)
お腹の深くにあるこの筋肉は、ストレスや自律神経と深い関わりが。
硬くなると、内臓や血流にまで影響を及ぼしてしまいます。
サロンではこの腸腰筋の深部のケアで、体の内側から温まる感覚を目指します。
②脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)
背骨に沿って左右に広がる脊柱起立筋は、姿勢の安定を支えるだけでなく、自律神経の働きとも深く関係しています。
交感神経と副交感神経のバランスを保つうえで、背骨まわりの柔軟性はとても重要。ここがガチガチにこわばっていると、呼吸も浅くなりやすく、自律神経の乱れに繋がります。
自律神経が乱れると、体は“冷えモード”に入りやすくなり、末端の血流が低下して手足が冷たく感じやすくなることも。
特に更年期世代の方は、ホルモンバランスの影響で自律神経が揺らぎやすいため、脊柱起立筋へのケアが体温調節においてもカギになります。
③ 横隔膜と骨盤底
呼吸のリズムに合わせて上下する“横隔膜”と“骨盤底筋”も、
体の循環にとってとても大切な場所。
サロンでは、呼吸に合わせてこの部分の可動性を高めることで、
深部リンパや内臓の動きをサポートしていきます。
④ ふくらはぎ
ふくらはぎは“第二の心臓”と呼ばれるほど、
全身の循環を左右するエリア。
とくに内ももや足首周りが硬くなっている方が多く、
ここをしなやかに整えることで、足先までの温かさを実感できますよ。
日常でできる冷え対策
ありきたりではありますが、あらためて一緒に確認していきましょう♪
日常の中での冷えを防ぐちょっとした習慣
・冷たい飲み物を一気に飲まず、常温や白湯を少しずつ
・足首・お腹・おしりを冷やさない服選び
・深い呼吸や軽いストレッチで緊張をほぐす
習慣になっていますか?
時にはプロの手で「今の自分に必要なケア」を受けて、体の芯から整えてあげるのもおすすめです
年々筋肉の硬さは増します
だからこそ季節問わず、しなやかな筋肉は大切です
ケアご希望の方はご連絡ください✬