「検査では異常ありません。」
そう言われたのに、
フワフワする
立ち上がるとクラっとする
人混みがつらい
スーパーの照明で気分が悪くなる
そんな経験はありませんか?
更年期世代の女性から、めまいに関するご相談を受けることがあります。
もちろん、めまいにはさまざまな原因があります。
耳の病気や脳の病気が隠れていることもあるため、まずは医療機関での診察が大切です。
そのうえで、検査では異常が見つからないのに不調が続く方も少なくありません。
今回は、更年期のめまいと体の状態についてお話します。
更年期にめまいが起こりやすくなる理由
更年期は女性ホルモンの分泌が大きく変化する時期です。
女性ホルモンは自律神経とも深く関わっています。
そのため、
めまい
動悸
不眠
のぼせ
疲れやすさ
などの不調が現れやすくなります。
さらに50代は、
仕事
家事
親の介護
子どもの独立
など、心身ともに負担が増えやすい年代です。
体が休む時間を確保できず、自律神経のバランスが乱れやすくなります。
めまいを感じる方に多い首や肩の緊張
当サロンでも、めまいに悩む方のお話を伺うと、
「首がいつも重い」
「肩がガチガチ」
「食いしばりがある」
という方が少なくありません。
首には多くの神経や血管が集まっています。
また、人は目・耳・首からの情報を脳で統合しながら姿勢やバランスを保っています。
そのため、首まわりの緊張が続くことで、体の感覚が過敏になっている場合もあります。
もちろん、首こりがめまいの原因とは言い切れません。
ですが、首や姿勢の状態を見直すことで、体がラクになる方がいるのも事実です。
自宅でできる簡単セルフケア
おすすめは「目線を動かす習慣」です。
やり方はとても簡単です。
正面を向いたまま、
右を見る
左を見る
上を見る
下を見る
これをゆっくり行います。
各方向3〜5回程度で十分です。
人は目を動かす時、首の深い筋肉とも連携しています。
そのため、強く首を回したり伸ばしたりするよりも、まずは無理のない範囲で目線を動かすことから始めてみてください。
※めまいが強く出る場合は中止し、医療機関へご相談ください。
頑張るクセがある人ほど不調を抱えやすい
更年期の不調は、気合いや根性で乗り切れるものではありません。
むしろ真面目で責任感の強い方ほど、
「まだ頑張れる」
と自分の体を後回しにしてしまいます。
私自身、多くの女性のお話を伺う中で感じるのは、
不調は突然起きるのではなく、長年の頑張りの積み重ねの先に現れることが多いということです。
10年後も好きなことを楽しめる体のために
めまいがあると、
外出が不安になる
趣味を楽しめない
気持ちまで落ち込む
ということもあります。
だからこそ、症状だけを見るのではなく、
睡眠
呼吸
姿勢
首や顎まわりの緊張
など、日常の積み重ねにも目を向けることが大切です。
当サロンでは、首や顎まわり、姿勢のクセに着目しながら、お一人おひとりの状態を確認しています。
100点を目指すのではなく、
10年後も好きなことを楽しめる体づくり。
そのための第一歩として、ご自身の体の声に耳を傾けてみませんか。
